立澤 慎之助 の「コト」
ティップクロスTOKYO渋谷
11 7/23 00:43
Twitter/Facebookに移行しすっかりブログライフから遠ざかっているものの、多数の写真アップの為に久しぶりにブログアップ。
(久しぶりの為、手間の為、リンク/タグは割愛しアドレス直接表記。笑)
先日、トレーニング体験取材の為に『ティップネス/ティップクロスTOKYO渋谷( http://tip.x-tokyo.jp/ )』へ。

休館日?で館内清掃中にだったものの、御邪魔してのトレーニング体験。
エントランスはHPで見ていたのと同様にモダンでクリーンなスペースデザイン。
まさに都市型ライフスタイルのアーバントレーニングジム。
( http://tip.x-tokyo.jp/space/ )

2Fのトレーニングスペースには各種マシンが並び圧巻の光景。


ここでさっそくウォームアップ?のようなサーキットトレーニングを。

…普段行っているランニングとは違う多彩な動きを絡めたメニューの為、1種目にして既にバテる。。笑
また、サッカー日本代表も南アW杯に持ち込んだと言われるパワープレート( http://bit.ly/rfLZ6b )もここで初体験。
1台ウン百万のまさに現在の最新型トレーニングマシンで、これを体感出来た事は素直な感動があった。
次に、1Fに戻りバイクトレーニング。


トランス/ユーロがかかるフロアで心拍数を計測しながら、エアロビのようなイメージのバイクトレーニング。
各ラウンド間のインターバル中には心拍数を落とす事を意識するトレーニングで、この心拍数を落とす意識が非常に新鮮で興味深かったし面白かった。
最後は、個人的にHPで1番気になっていたプールを見学。
( http://tip.x-tokyo.jp/space/ )

やはり渋谷のド真ん中に25mプールが存在している事が何よりの驚き体験。
そして、現在進行形の都市型アーバントレーニングの現場は非常に新鮮な空間体験だった。
(久しぶりの為、手間の為、リンク/タグは割愛しアドレス直接表記。笑)
先日、トレーニング体験取材の為に『ティップネス/ティップクロスTOKYO渋谷( http://tip.x-tokyo.jp/ )』へ。
休館日?で館内清掃中にだったものの、御邪魔してのトレーニング体験。
エントランスはHPで見ていたのと同様にモダンでクリーンなスペースデザイン。
まさに都市型ライフスタイルのアーバントレーニングジム。
( http://tip.x-tokyo.jp/space/ )
2Fのトレーニングスペースには各種マシンが並び圧巻の光景。
ここでさっそくウォームアップ?のようなサーキットトレーニングを。
…普段行っているランニングとは違う多彩な動きを絡めたメニューの為、1種目にして既にバテる。。笑
また、サッカー日本代表も南アW杯に持ち込んだと言われるパワープレート( http://bit.ly/rfLZ6b )もここで初体験。
1台ウン百万のまさに現在の最新型トレーニングマシンで、これを体感出来た事は素直な感動があった。
次に、1Fに戻りバイクトレーニング。
トランス/ユーロがかかるフロアで心拍数を計測しながら、エアロビのようなイメージのバイクトレーニング。
各ラウンド間のインターバル中には心拍数を落とす事を意識するトレーニングで、この心拍数を落とす意識が非常に新鮮で興味深かったし面白かった。
最後は、個人的にHPで1番気になっていたプールを見学。
( http://tip.x-tokyo.jp/space/ )
やはり渋谷のド真ん中に25mプールが存在している事が何よりの驚き体験。
そして、現在進行形の都市型アーバントレーニングの現場は非常に新鮮な空間体験だった。
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Mita Sneakers HP『Cross Talk / 後編』(2008.12.02)
11 5/10 13:41
『Cross Talk / 後編』
new balance デザイナー 立澤慎之助 × mita sneakers クリエイティブ ディレクター 国井栄之
(2008.12.02 Mita Sneakers HPでのインタビュー記事を再録)
『Cross Talk / 前編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2413782
『Cross Talk / 後編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2416121

国: では立澤くんの好きなモデル、思い入れの深いモデルは何でしょうか?
立: 思い入れの深いモデルでいうと「576」。これに尽きますね。2005年以降に発売した「576」(USメイドやUKメイドは除いて)に多く関わらせてもらったことが自分の中でかけがえのない経験です。
あとは「MT580」ですね。このモデルは素晴らしく良い「外観」、ラインの取り方だったり。中テクの本当に良い落としどころのモデルというか。素晴らしく完成されているんじゃないかなと思います。
他、ラインで好きなモデルは「M1700」です。他社に無い曲線を描いているというか、何て言うんでしょうね。本当に魅力的なんですよね。ぱっと見、「変なデザイン」って言う人がいるんじゃないかなとも思うんですけど、見れば見る程、美しい曲線を描いているんですよ。
国: 「M1700」好きな人多いですよね。「M1700」って「M1600」から少し期間が空いたじゃないですか。「プレステージ」、「M1300」が出て「M1500」→「M1400」→「M1600」と少し順番が逆転しますが(笑。
一回「M1600」で止まっていて、「M1700」がリリースされた時って本当に新しい「プレステージ」が登場した感じがすごくあったと思うんですよ。「リアリティー」があるというか、「M1300」、「M1400」が好きな人は多いと思いますが、「M1500」は「UKメイド」の「M1500」から好きになった人も実際は多いと思うし、「M1600」は意外と時代に埋もれていたから、そこにデザイン的にも機能的にも「プレステージ」モデルらしさを継承しつつ、新たな試みが大きく見られた「M1700」が世代的にも「リアリティー」のある「プレステージ」モデルだったんじゃないかなと思います。クラシカルなデザインも持っているし、だけど当時としては最先端のテクノロジーを搭載したモデルだったのでそのバランス感が最高だったのではないかなと。
立: 「M1700」って本当に面白くて、「M1500」とか「2000番台」は割と直線的なデザインを取り入れていて、それはそれで非常に面白いのですが、「M1600」、「M1700」はやっぱり曲線のデザインで作られていて、特に「M1700」の曲線は女性が好むんですよ。「new balance」の女性社員でも「M1700」を履く人が非常に多いように思います。
[new balance M1700]

国: 今まで「new balance」についてお聞きしていましたが、次はデザイナーである立澤くん個人についてお聞きします。
「ライフスタイル」で一番「こだわり」を持っている部分は何ですか?
立: そうですねぇ…
「こだわり」というか、幼い頃から好きだったモノを大切にしようとするところですかね。単純に「ゲーム」や「漫画」「アニメ」とか。やはり「ガンダム世代」なので(笑
例えば好きになる音楽にしてもどこか「ゲーム」「漫画」「アニメ」の要素が入っていたりすると感じるものはあります。「エレクトロ・ミュージック」が好きというところもどこかその要素が入っているのかなと。
あと基本的に家電にしても車にしてもバウハウス的なシンプルデザインなモノが好きなのですが、その中でどこか「未来、ロボット」感があるものに魅力を感じていると思いますね。それはやっぱり「ガンダム」に通じている部分があると思います。
幼い頃に好きだったものは基本的に大人になっても変わらないと思うんですよ。例え変わったとしても、どこかしらそのエッセンスは入っているだろうし。その頃の気持ちは忘れないで、むしろこだわった方が良いかなと。
国: そうですよね。多感な時期に影響されたモノって自分の好みだったり「アイデンティティー」を形成する上で核となる部分なんじゃないかなと思いますね。

立: あとはマイペースを崩さないというところです。でないと現在の情報化社会に疲れちゃう。。。(笑
仕事にしろ遊びにしろ、いかに自分のペースを崩さないか。結構大変なことだと思うんですよ。意識しないと絶対に出来ないし、むしろ無理しないと出来ない。でもそこを保っておかないと自分ではなくなってしまうので。。。(笑
国: 情報化社会という話が出ましたが、現在色々な物事が細分化されて、それに対応してバリエーションが増えていく中でモノが世の中に溢れている状況になっている思うんですよね。消費者の立場からすると何を選んで良いか分からなくなっている部分ってあると思うんですよ。元々は、細分化されているからそれに合わせてバリエーションを増やした結果、逆に消費者を惑わす結果になっていると思うのですが、立澤くんがモノを選ぶ時にジャッジの基準として何を一番重要視していますか?
立: 一番重要視しているところは、やはり「シンプル」という言葉が初めにきます。それは単純な見た目デザインのシンプルさじゃない、一見しただけでそのモノの魅力が伝わる「わかりやすさ」というものです。その中で機能的、デザイン的に「プラスα」があれば嬉しいかなと。でもその「プラスα」が多過ぎてもダメ。いかにわかりやすい「プラスα」があるかどうかがキーワードになってきますね。
国: 機能だったりデザインだったりの立澤くんの「プラスα」という部分が消費者一人一人の「アイデンティティー」になるわけですね。
そうすれば迷うこと無く本来欲しいモノが見つかると。
立: その「プラスα」を、青山に移転した「new balance東京」ショップか上野「mita sneakers」で探してもらいたいなと思います。。。(笑
国: (爆笑
立:あと「第一印象」は大事にしています。自分がいいなと思ったらそれを信じて選択するようにしています。それが個性に繋がると思うし。
作り手としては「第一印象」に引っかかるかどうかが勝負だと思いますが、全員に100点のモデルなんてできないし、自分の中での100点のモデルなんて自己満足のコスプレになっちゃうから、作り手が80点、90点のモデルを消費者に100点、120点の履き方をしてもられば良いのかなと思うんですよね。それがファッションという事なんじゃないのかなと。
国: それがデザイナー冥利に尽きるということですね。
立: 個人的に、人の笑顔を見るのが好きなんですよ。だから人に喜んでもらえるモノをデザインしていきたいとは常に思っていますね。
まぁでも、自分がデザインするモノの1番のユーザーは自分だと思っているので、そこのバランスは難しいですけど。(笑
人生常に、新しいバランスの探求です。。。上手くないですかね…(笑
(2008年11月収録/編集・構成:Shigeyuki Kunii, Yosuke Okayama)

new balance デザイナー 立澤慎之助 × mita sneakers クリエイティブ ディレクター 国井栄之
(2008.12.02 Mita Sneakers HPでのインタビュー記事を再録)
『Cross Talk / 前編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2413782
『Cross Talk / 後編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2416121
国: では立澤くんの好きなモデル、思い入れの深いモデルは何でしょうか?
立: 思い入れの深いモデルでいうと「576」。これに尽きますね。2005年以降に発売した「576」(USメイドやUKメイドは除いて)に多く関わらせてもらったことが自分の中でかけがえのない経験です。
あとは「MT580」ですね。このモデルは素晴らしく良い「外観」、ラインの取り方だったり。中テクの本当に良い落としどころのモデルというか。素晴らしく完成されているんじゃないかなと思います。
他、ラインで好きなモデルは「M1700」です。他社に無い曲線を描いているというか、何て言うんでしょうね。本当に魅力的なんですよね。ぱっと見、「変なデザイン」って言う人がいるんじゃないかなとも思うんですけど、見れば見る程、美しい曲線を描いているんですよ。
国: 「M1700」好きな人多いですよね。「M1700」って「M1600」から少し期間が空いたじゃないですか。「プレステージ」、「M1300」が出て「M1500」→「M1400」→「M1600」と少し順番が逆転しますが(笑。
一回「M1600」で止まっていて、「M1700」がリリースされた時って本当に新しい「プレステージ」が登場した感じがすごくあったと思うんですよ。「リアリティー」があるというか、「M1300」、「M1400」が好きな人は多いと思いますが、「M1500」は「UKメイド」の「M1500」から好きになった人も実際は多いと思うし、「M1600」は意外と時代に埋もれていたから、そこにデザイン的にも機能的にも「プレステージ」モデルらしさを継承しつつ、新たな試みが大きく見られた「M1700」が世代的にも「リアリティー」のある「プレステージ」モデルだったんじゃないかなと思います。クラシカルなデザインも持っているし、だけど当時としては最先端のテクノロジーを搭載したモデルだったのでそのバランス感が最高だったのではないかなと。
立: 「M1700」って本当に面白くて、「M1500」とか「2000番台」は割と直線的なデザインを取り入れていて、それはそれで非常に面白いのですが、「M1600」、「M1700」はやっぱり曲線のデザインで作られていて、特に「M1700」の曲線は女性が好むんですよ。「new balance」の女性社員でも「M1700」を履く人が非常に多いように思います。
[new balance M1700]
国: 今まで「new balance」についてお聞きしていましたが、次はデザイナーである立澤くん個人についてお聞きします。
「ライフスタイル」で一番「こだわり」を持っている部分は何ですか?
立: そうですねぇ…
「こだわり」というか、幼い頃から好きだったモノを大切にしようとするところですかね。単純に「ゲーム」や「漫画」「アニメ」とか。やはり「ガンダム世代」なので(笑
例えば好きになる音楽にしてもどこか「ゲーム」「漫画」「アニメ」の要素が入っていたりすると感じるものはあります。「エレクトロ・ミュージック」が好きというところもどこかその要素が入っているのかなと。
あと基本的に家電にしても車にしてもバウハウス的なシンプルデザインなモノが好きなのですが、その中でどこか「未来、ロボット」感があるものに魅力を感じていると思いますね。それはやっぱり「ガンダム」に通じている部分があると思います。
幼い頃に好きだったものは基本的に大人になっても変わらないと思うんですよ。例え変わったとしても、どこかしらそのエッセンスは入っているだろうし。その頃の気持ちは忘れないで、むしろこだわった方が良いかなと。
国: そうですよね。多感な時期に影響されたモノって自分の好みだったり「アイデンティティー」を形成する上で核となる部分なんじゃないかなと思いますね。
立: あとはマイペースを崩さないというところです。でないと現在の情報化社会に疲れちゃう。。。(笑
仕事にしろ遊びにしろ、いかに自分のペースを崩さないか。結構大変なことだと思うんですよ。意識しないと絶対に出来ないし、むしろ無理しないと出来ない。でもそこを保っておかないと自分ではなくなってしまうので。。。(笑
国: 情報化社会という話が出ましたが、現在色々な物事が細分化されて、それに対応してバリエーションが増えていく中でモノが世の中に溢れている状況になっている思うんですよね。消費者の立場からすると何を選んで良いか分からなくなっている部分ってあると思うんですよ。元々は、細分化されているからそれに合わせてバリエーションを増やした結果、逆に消費者を惑わす結果になっていると思うのですが、立澤くんがモノを選ぶ時にジャッジの基準として何を一番重要視していますか?
立: 一番重要視しているところは、やはり「シンプル」という言葉が初めにきます。それは単純な見た目デザインのシンプルさじゃない、一見しただけでそのモノの魅力が伝わる「わかりやすさ」というものです。その中で機能的、デザイン的に「プラスα」があれば嬉しいかなと。でもその「プラスα」が多過ぎてもダメ。いかにわかりやすい「プラスα」があるかどうかがキーワードになってきますね。
国: 機能だったりデザインだったりの立澤くんの「プラスα」という部分が消費者一人一人の「アイデンティティー」になるわけですね。
そうすれば迷うこと無く本来欲しいモノが見つかると。
立: その「プラスα」を、青山に移転した「new balance東京」ショップか上野「mita sneakers」で探してもらいたいなと思います。。。(笑
国: (爆笑
立:あと「第一印象」は大事にしています。自分がいいなと思ったらそれを信じて選択するようにしています。それが個性に繋がると思うし。
作り手としては「第一印象」に引っかかるかどうかが勝負だと思いますが、全員に100点のモデルなんてできないし、自分の中での100点のモデルなんて自己満足のコスプレになっちゃうから、作り手が80点、90点のモデルを消費者に100点、120点の履き方をしてもられば良いのかなと思うんですよね。それがファッションという事なんじゃないのかなと。
国: それがデザイナー冥利に尽きるということですね。
立: 個人的に、人の笑顔を見るのが好きなんですよ。だから人に喜んでもらえるモノをデザインしていきたいとは常に思っていますね。
まぁでも、自分がデザインするモノの1番のユーザーは自分だと思っているので、そこのバランスは難しいですけど。(笑
人生常に、新しいバランスの探求です。。。上手くないですかね…(笑
(2008年11月収録/編集・構成:Shigeyuki Kunii, Yosuke Okayama)
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Mita Sneakers HP『Cross Talk / 前編』(2008.12.02)
11 5/10 13:41
『Cross Talk / 前編』
new balance デザイナー 立澤慎之助 × mita sneakers クリエイティブ ディレクター 国井栄之
(2008.12.02 Mita Sneakers HPでのインタビュー記事を再録)
『Cross Talk / 前編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2413782
『Cross Talk / 後編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2416121

国井氏(以下:国) 初めに立澤くんのプロフィールをお願いします。
立澤氏(以下:立) 「new balance Japan」の「パフォーマンス ランニング チーム」に所属し、シューズのデザインを担当しています。
美大を卒業後、2001年に入社し「クラシック/トレイル/トレーニング」モデルのデザインを担当し、2006年から「パフォーマンス ランニング(マラソンランナー等のアスリート用シューズ)」を担当、2007年には「カスタムプロダクト チーム」所属になりショップ別注モデル等のデザインにも携わってきました。
そして今年からまた「パフォーマンス ランニング チーム」所属になり現在に至っています。
振り返ってみると近年は結構異動してます…(笑
国: この「Cross Talk」を見ている人の中には、スニーカーのデザインをやりたいと思っている人がいると思うのですが、「new balance」に入社するまで、どのような経緯でしたか?
立: 高校2年の時に美術系の道に進んでいきたい、デザイナーになりたい、と思い武蔵野美術大学に進みました。その時は多くのプロダクトデザイナーが思い描くように「車」と「家電」のデザインをやりたいと思っていました。
そして、本当に偶然なんですけど、就職活動時に「new balance」の募集を目にし、ぱっと思ったイメージとしてシューズというものがちょうど工業製品とファッションの中間に位置する珍しいモノなんじゃないかなと。それってすごく面白そうだなと。
それで「new balance」でシューズのデザインをやりたいという思いが強くなり、さらに運良く入社できました。
入社当時はまったくシューズの知識も無く、仕事として関わってからだんだんシューズにハマっていった人間のひとりです。(笑
国: 「new balance」の面接ってどのようなことをするのですか?
立: デザイン職の一般的な流れと同じですが、まずポートフォリオ面接ですね。在学中の作品をファイリングしたものを提出しての面接になります。第二段階でデッサン力、レンダリング力を見る実技試験があって、最後に役員面接でした。他のメーカーもそこは同じだと思います。
なので、シューズデザインを仕事にしたいと思っている人はデザインの基礎力はつけておいた方が良いと思います。
デッサン力、レンダリング力、簡単なPC能力(イラストレーター/フォトショップを使える力)等などですね。
基本的な能力から上の高いレベルについては、初めはそこまで求められていないので基礎をしっかり修得したほうが良いかなと思います。それで入社してから仕事毎に、適材適所じゃないですけど、それぞれ適した能力を伸ばしていけば良いと思います。
デザインの基礎力のレベルというのを普段の生活の中で例えると「自転車」だと思います。自転車って多くの人達が普通に乗れるじゃないですか。でも子供の頃、乗れるまでは苦労しましたよね?それで一回乗れてしまえばその後何年も乗ってなくても乗れてしまう。基礎力ってそういうレベルのものだと思います。
よく「自分はセンスがないから無理」とか初めに言う人がいますが、「自転車」に乗れるのであればその人も辿り着ける地点だと思うので本当にやりたいと思っているなら努力して欲しいですね。
そこから次のレベルに行けない、技術的に伸びない場合は別の力、例えばシューズの知識(歴史、機能、構造など)やコミュニケーション能力(リサーチ能力、プレゼン能力など)などの別の力を付ければ良いのではないかなと思いますね。
それが個性につながるモノなので。でも個性はあくまで基礎があっての「プラスα」の話になるのでまずは基礎ですね。
国: ベースの力が大事だということですね。
立: どのような職種だったとしてもその部分は同じだと思いますね。一般的な「礼儀、挨拶、マナー」などもコミュニケーション能力の基礎なので。
国: 今までにモノのデザインや、カラーリングのデザインで色々と携わってきたと思いますが、その中で代表作は何でしょうか?
立: カラーリングでいうと、国井くんと一緒に携わった「MT575」「MT555」「M586」「CM820」等々。
国: 「M576」の20周年モデルもやりましたよね。
立: そうですね。これも光栄な事ですが運良くやらせて頂きました。(笑
[CM576PR](NB/2008SS Collection)

国: では「プロダクトデザイン」というか新しいモデルのデザインは何でしょうか?
立: トレーニングモデルの 「M456」「M457」は結構売れたモデルでした。最近でいうと「パフォーマンス」の品番ですね。「RT965」というモデルなどが代表になります。「mita sneakers」と関わりのあるモデルでいうと、今年「new balance 20周年モデル」の一つとして発売した「M576E」というモデルがあります。この「M576E」は10年後の「M576」をイメージした「未来型576」というデザインになります。
国: 「クラシック」のデザインと「パフォーマンス」のデザインで大きく切り替えるポイントは何でしょうか?
立: それは工業製品とファッションの違いの話に近くなると思うのですが、「クラシック」は昔の良さを大事にしつつ、現在のカラーリングや素材感に非常にこだわる。「パフォーマンス」に関しては「機能的な曲線美」というか「機能美ライン」の追求。立体物としての捉え方をしています。
国: 0のモノを1にするか、1のモノを2とか3にするようなイメージですね。
立: そうですね。どちらも同じくらい大変な作業ですけど。(笑
国: 「クラシック」をデザインする時は昔からのファンの人達の想いを全て汲んで次のモデルにすることはたぶん出来ないと思うし、でも新しいものを作らなければならないというジレンマはありますよね。
「パフォーマンス」に関してもやっぱり保守的な人もいると思うので、その人達の想いを汲みつつ新しい機能等でより快適に過ごせるようにしなければならない。
どちらもユーザーの信頼を裏切らないようにしつつ、その人達の思っても見なかったような新しいことをしなければならない。というところは共通項ですよね。
立: それはもう本当に共通項で、様々なユーザーに対してどのように表現していくかということを日々考えていますね。
(2008年11月収録/編集・構成:Shigeyuki Kunii, Yosuke Okayama)
[M576E Concept Sketch](NB/2008SS Collection)

[M576E YBR](NB/2008SS Collection)

[RT965 Concept Sketch](NB/2008FW Collection)

new balance デザイナー 立澤慎之助 × mita sneakers クリエイティブ ディレクター 国井栄之
(2008.12.02 Mita Sneakers HPでのインタビュー記事を再録)
『Cross Talk / 前編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2413782
『Cross Talk / 後編』
http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/diary/2416121
国井氏(以下:国) 初めに立澤くんのプロフィールをお願いします。
立澤氏(以下:立) 「new balance Japan」の「パフォーマンス ランニング チーム」に所属し、シューズのデザインを担当しています。
美大を卒業後、2001年に入社し「クラシック/トレイル/トレーニング」モデルのデザインを担当し、2006年から「パフォーマンス ランニング(マラソンランナー等のアスリート用シューズ)」を担当、2007年には「カスタムプロダクト チーム」所属になりショップ別注モデル等のデザインにも携わってきました。
そして今年からまた「パフォーマンス ランニング チーム」所属になり現在に至っています。
振り返ってみると近年は結構異動してます…(笑
国: この「Cross Talk」を見ている人の中には、スニーカーのデザインをやりたいと思っている人がいると思うのですが、「new balance」に入社するまで、どのような経緯でしたか?
立: 高校2年の時に美術系の道に進んでいきたい、デザイナーになりたい、と思い武蔵野美術大学に進みました。その時は多くのプロダクトデザイナーが思い描くように「車」と「家電」のデザインをやりたいと思っていました。
そして、本当に偶然なんですけど、就職活動時に「new balance」の募集を目にし、ぱっと思ったイメージとしてシューズというものがちょうど工業製品とファッションの中間に位置する珍しいモノなんじゃないかなと。それってすごく面白そうだなと。
それで「new balance」でシューズのデザインをやりたいという思いが強くなり、さらに運良く入社できました。
入社当時はまったくシューズの知識も無く、仕事として関わってからだんだんシューズにハマっていった人間のひとりです。(笑
国: 「new balance」の面接ってどのようなことをするのですか?
立: デザイン職の一般的な流れと同じですが、まずポートフォリオ面接ですね。在学中の作品をファイリングしたものを提出しての面接になります。第二段階でデッサン力、レンダリング力を見る実技試験があって、最後に役員面接でした。他のメーカーもそこは同じだと思います。
なので、シューズデザインを仕事にしたいと思っている人はデザインの基礎力はつけておいた方が良いと思います。
デッサン力、レンダリング力、簡単なPC能力(イラストレーター/フォトショップを使える力)等などですね。
基本的な能力から上の高いレベルについては、初めはそこまで求められていないので基礎をしっかり修得したほうが良いかなと思います。それで入社してから仕事毎に、適材適所じゃないですけど、それぞれ適した能力を伸ばしていけば良いと思います。
デザインの基礎力のレベルというのを普段の生活の中で例えると「自転車」だと思います。自転車って多くの人達が普通に乗れるじゃないですか。でも子供の頃、乗れるまでは苦労しましたよね?それで一回乗れてしまえばその後何年も乗ってなくても乗れてしまう。基礎力ってそういうレベルのものだと思います。
よく「自分はセンスがないから無理」とか初めに言う人がいますが、「自転車」に乗れるのであればその人も辿り着ける地点だと思うので本当にやりたいと思っているなら努力して欲しいですね。
そこから次のレベルに行けない、技術的に伸びない場合は別の力、例えばシューズの知識(歴史、機能、構造など)やコミュニケーション能力(リサーチ能力、プレゼン能力など)などの別の力を付ければ良いのではないかなと思いますね。
それが個性につながるモノなので。でも個性はあくまで基礎があっての「プラスα」の話になるのでまずは基礎ですね。
国: ベースの力が大事だということですね。
立: どのような職種だったとしてもその部分は同じだと思いますね。一般的な「礼儀、挨拶、マナー」などもコミュニケーション能力の基礎なので。
国: 今までにモノのデザインや、カラーリングのデザインで色々と携わってきたと思いますが、その中で代表作は何でしょうか?
立: カラーリングでいうと、国井くんと一緒に携わった「MT575」「MT555」「M586」「CM820」等々。
国: 「M576」の20周年モデルもやりましたよね。
立: そうですね。これも光栄な事ですが運良くやらせて頂きました。(笑
[CM576PR](NB/2008SS Collection)
国: では「プロダクトデザイン」というか新しいモデルのデザインは何でしょうか?
立: トレーニングモデルの 「M456」「M457」は結構売れたモデルでした。最近でいうと「パフォーマンス」の品番ですね。「RT965」というモデルなどが代表になります。「mita sneakers」と関わりのあるモデルでいうと、今年「new balance 20周年モデル」の一つとして発売した「M576E」というモデルがあります。この「M576E」は10年後の「M576」をイメージした「未来型576」というデザインになります。
国: 「クラシック」のデザインと「パフォーマンス」のデザインで大きく切り替えるポイントは何でしょうか?
立: それは工業製品とファッションの違いの話に近くなると思うのですが、「クラシック」は昔の良さを大事にしつつ、現在のカラーリングや素材感に非常にこだわる。「パフォーマンス」に関しては「機能的な曲線美」というか「機能美ライン」の追求。立体物としての捉え方をしています。
国: 0のモノを1にするか、1のモノを2とか3にするようなイメージですね。
立: そうですね。どちらも同じくらい大変な作業ですけど。(笑
国: 「クラシック」をデザインする時は昔からのファンの人達の想いを全て汲んで次のモデルにすることはたぶん出来ないと思うし、でも新しいものを作らなければならないというジレンマはありますよね。
「パフォーマンス」に関してもやっぱり保守的な人もいると思うので、その人達の想いを汲みつつ新しい機能等でより快適に過ごせるようにしなければならない。
どちらもユーザーの信頼を裏切らないようにしつつ、その人達の思っても見なかったような新しいことをしなければならない。というところは共通項ですよね。
立: それはもう本当に共通項で、様々なユーザーに対してどのように表現していくかということを日々考えていますね。
(2008年11月収録/編集・構成:Shigeyuki Kunii, Yosuke Okayama)
[M576E Concept Sketch](NB/2008SS Collection)
[M576E YBR](NB/2008SS Collection)
[RT965 Concept Sketch](NB/2008FW Collection)
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GRAFT Web Magazine『MY LIFE STORY 立澤慎之助 (2010.3.1)』
11 5/9 13:48
GRAFT Web Magazine『MY LIFE STORY ニューバランスジャパン・立澤慎之助(2010.3.1)』
(2010.3.1 GRAFT Web Magazineでのインタビュー記事を再録)
アースマラソンに挑戦中の芸人・間寛平氏のシューズデザインを手掛ける立澤慎之助氏。
彼のデザイナーとしての原点とは―。
仕事やライフスタイルを通して、その人物像に迫る『MY LIFE STORY』。
第一回目にお迎えするのは、株式会社ニューバランスジャパンのフットウェアデザイナー・立澤慎之助さん。

『この道しかない―。そう思わせたのは「絵」だった』
子供の頃は、会社経営者や警察官など、一般的な子供が夢見る職業に憧れていたという立澤さん。その一方で、「漫画家」という仕事にも興味を抱いていたという。少年漫画誌を愛読するうちに、「漫画家とは日本が世界に誇るトップクリエイターである」と確信。しかし、漫画の世界を直視すればするほど、自分がそこに飛び込むことがおこがましいと思えてきた。そんな中、立澤さんは高校2年の春に転機を迎える。大学受験を意識し、入試問題集を手にした時のことだ。
「私の高校は、進学校として有名で決して偏差値が低いほうではありませんでした。だから希望していた私立大学にも余裕で受かると思っていた。ところがいざ大学入試問題集を開いてみると、問題がまったく解けなかったんです。まわりは優秀な友達ばかり。このままでは同窓会に出られなくなるぞ、と焦りましたね(笑)」
自分の将来と真剣に向き合ったとき、昔から絵だけは得意だったことに気付いた。そこで美術系の大学への進学を決意し、すぐに美術専門の予備校に通い始めた。
「授業で初めて絵を描いたとき、同じ予備校の女の子達に負けたんですよ。彼女達は私より一年早く予備校に入っていたから負けて当然だったけど、自分の絵には自信があったから、こてんぱんにされて悔しかった。その時、気づいたんです。自分は勉強で負けても全然悔しくないけど、絵で負けるのは絶対に嫌だ、と。それで、私にはこの道しかないと確信しました」

『プロダクトデザインを追い求め、ニューバランスへ』
その後立澤さんは、美術大学の名門である武蔵野美術大学に進学。同じ志を持つ多くの人から刺激を受け、一時はゲームやグラフィックデザインなどにも関心を持ったが、もともと興味のあったプロダクトデザインの道を目指すことになる。当初は車や家電のデザインを希望していたが、タイミングよくニューバランスのデザイナー募集があり、フットウェアのデザインを手がけるようになった。
「ニューバランスはフットワークの良い会社なので、新人の頃から第一線で仕事をさせてもらえました。最初に手掛けたのは、若者向けモデルのカラーデザイン。自分の個性を出しつつも、プランナーの要望に答えていく、そんなチームプレーが凄く新鮮でしたね」
初めて自分が手がけたデザインのサンプルを見たときの感動は、今でも忘れられない。白い紙に描いたものが、そっくりそのまま製品としてあがってくるのだ。作り込みによって完成度が上がり、更にそれが製品となって、雑誌に載ったりもする。もちろん、その製品が店頭に並ぶときも感慨深い。しかし、実はもっと感動する瞬間がある。
「デザインしたモデルを履いている人を、街で見かけた時です。初めて見かけたのは、品川駅でした。素敵な女の子が、私がデザインしたモデルを履いていてくれて。もう、お前サイコー!って抱きしめたくなっちゃいましたよ(笑)。自分が『これがカッコイイ』と信じてやってきたものを、認めてくれる人がいる。もう、感動ですよね。そして、ユーザーが笑顔でいてくれたら、それがデザイナーとしていちばんの喜びです」
ユーザーたちの笑顔のために、立澤さんには日々心がけていることがある。それは、「店頭に立ってお客さんのニーズを確認すること」ではない。「自分自身がまずユーザーになること」だ。カジュアルシューズをデザインするときには、ファッションにとことん興味を持つ。ランニングシューズを手がけるときは、実際にマラソンを走ってみる。デザイナーこそ第一のユーザーであることが、ユーザーの笑顔を導くのだという。
ところで、プロダクトデザインとなると、やはりマーケティングの要素というのは無視できない。自分のこだわりを出すことと売れる商品をデザインすることには、当然ながら温度差がある。ただ、ニューバランスは比較的大きなブランドでモデル数がたくさんあるため、デザイナーのやりたいことを詰め込むモデルとセールスに重点を置くモデルの両方に、バランス良く携われる仕組みがあるのだそうだ。
「デザイナーとしては、非常に恵まれた環境ですね。もちろん、マーケティングを重視した商品に多少の個性を出すこともありますし、こだわりを全面的に出した商品が予想外に売れたりすることもあるので、何が当たるかは本当にわかりません。それより大事なのは、面白い感性を持った上司がいるかどうかだと思います。デザイナーは、みんな何かしら面白いことを常に考えているものなんですよ。それに対して、決定権を持っている上の人が、リスクを背負い、思い切ってGOを出せるかどうか。それが未知の可能性を引き出すポイントだと思います」

『転機となったアースマラソン、そして次は“ライフスタイル革新』
立澤さんは現在、芸人の間寛平氏が行っているアースマラソンのプロジェクトに、シューズのデザイン担当として参加している。「地球一周を走りたい」という無謀な挑戦に対し、間寛平氏の所属事務所である吉本興業や日本テレビなど各方面が協力体制に入ったところで、ニューバランスに話が飛び込んできた。もともと間寛平氏がニューバランスの大ファンで、歴代のニューバランスの商品をずっと使い続けていたことがきっかけだったそうだ。ニューバランス側もぜひその挑戦をサポートしたいと、迷うことなくアースマラソンのプロジェクトチームに加わることになった。
「寛平さんには、人類史上初のアースマラソンだからこそ、今まで見たこともないシューズで走りたいと言われました。本人から提案されたコンセプトは、『パンク』。これは私にとっても衝撃的で、面白い挑戦でした。だったら思い切って市場にないものをデザインしようと張り切りましたね。デザイナーとしての遊び心を詰め込んでデザインしました。完成したデザインを見せたら、とても喜んでもらえましたよ。今も気持ちよく地球を走ってもらっていると思います。当初は寛平さん専用の一足のみで、販売する予定はなかったのですが、奇抜なデザインがいろんな媒体で話題になって要望もあり、発売したら一気にヒットモデルになりました。こういうデザインを待っていた人が、意外にもたくさんいたんですね。ランニングブームでユーザー層が広がり、ランニングウェア全体がオシャレになったという流れも功を奏したと思います」
アースマラソンは立澤さんにとって、非常に大きなターニングポイントとなった。今までの積み重ねが認められてこのプロジェクトに抜擢されたことも喜ばしいことであったし、またデザイナーとしてのこだわりを全面的に出したデザインが世の中に認められたことは、自分の中で大きな自信になった。この経験は、今後のデザイナー人生において間違いなく大きな財産になると立澤さんは確信している。
デザイナー業界というと、やはりセンスや才能が大事なのでは?と思われがちだが、立澤さんは、「業界問わず、そのジャンルで努力できるということこそが、その人のセンスや才能だと思う」と語っている。クリエイターになりたくても才能があるかどうかで悩む人は多い。しかしキーとなるのは、努力できるかどうかということ。「ここまで努力してきたから、自分には絶対できる」という思いが、今も立澤さんの自信になっているという。
―さて、そんな立澤さんの今後の目標は―。
「これから目指したいのは、新しいライフスタイルを提案することです。例えばiPhoneのように、それがあるだけでライフスタイルがガラリと変わるようなものを手掛ける事が出来たら幸せですね。そういうプロジェクトに携わることで、今後もユーザーが笑顔になるのを見続けることができたら嬉しいです。要は人の笑顔を見るのが好きなんですよね(笑)」
(文・構成/岡田真理)

【立澤慎之助プロフィール】
たつざわ・しんのすけ。1976年、横浜市生まれ。2001年株式会社ニューバランスジャパン入社。デザイン課にて様々なシューズのデザインとカラーリングを担当。代表作はM576/20周年コレクション、アースマラソンコレクション、レインボーランニングコレクションなど。趣味は格闘技観戦。
■ブログ http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/
■ツイッター http://twitter.com/shin_tatsuzawa
(2010.3.1 GRAFT Web Magazineでのインタビュー記事を再録)
アースマラソンに挑戦中の芸人・間寛平氏のシューズデザインを手掛ける立澤慎之助氏。
彼のデザイナーとしての原点とは―。
仕事やライフスタイルを通して、その人物像に迫る『MY LIFE STORY』。
第一回目にお迎えするのは、株式会社ニューバランスジャパンのフットウェアデザイナー・立澤慎之助さん。
『この道しかない―。そう思わせたのは「絵」だった』
子供の頃は、会社経営者や警察官など、一般的な子供が夢見る職業に憧れていたという立澤さん。その一方で、「漫画家」という仕事にも興味を抱いていたという。少年漫画誌を愛読するうちに、「漫画家とは日本が世界に誇るトップクリエイターである」と確信。しかし、漫画の世界を直視すればするほど、自分がそこに飛び込むことがおこがましいと思えてきた。そんな中、立澤さんは高校2年の春に転機を迎える。大学受験を意識し、入試問題集を手にした時のことだ。
「私の高校は、進学校として有名で決して偏差値が低いほうではありませんでした。だから希望していた私立大学にも余裕で受かると思っていた。ところがいざ大学入試問題集を開いてみると、問題がまったく解けなかったんです。まわりは優秀な友達ばかり。このままでは同窓会に出られなくなるぞ、と焦りましたね(笑)」
自分の将来と真剣に向き合ったとき、昔から絵だけは得意だったことに気付いた。そこで美術系の大学への進学を決意し、すぐに美術専門の予備校に通い始めた。
「授業で初めて絵を描いたとき、同じ予備校の女の子達に負けたんですよ。彼女達は私より一年早く予備校に入っていたから負けて当然だったけど、自分の絵には自信があったから、こてんぱんにされて悔しかった。その時、気づいたんです。自分は勉強で負けても全然悔しくないけど、絵で負けるのは絶対に嫌だ、と。それで、私にはこの道しかないと確信しました」
『プロダクトデザインを追い求め、ニューバランスへ』
その後立澤さんは、美術大学の名門である武蔵野美術大学に進学。同じ志を持つ多くの人から刺激を受け、一時はゲームやグラフィックデザインなどにも関心を持ったが、もともと興味のあったプロダクトデザインの道を目指すことになる。当初は車や家電のデザインを希望していたが、タイミングよくニューバランスのデザイナー募集があり、フットウェアのデザインを手がけるようになった。
「ニューバランスはフットワークの良い会社なので、新人の頃から第一線で仕事をさせてもらえました。最初に手掛けたのは、若者向けモデルのカラーデザイン。自分の個性を出しつつも、プランナーの要望に答えていく、そんなチームプレーが凄く新鮮でしたね」
初めて自分が手がけたデザインのサンプルを見たときの感動は、今でも忘れられない。白い紙に描いたものが、そっくりそのまま製品としてあがってくるのだ。作り込みによって完成度が上がり、更にそれが製品となって、雑誌に載ったりもする。もちろん、その製品が店頭に並ぶときも感慨深い。しかし、実はもっと感動する瞬間がある。
「デザインしたモデルを履いている人を、街で見かけた時です。初めて見かけたのは、品川駅でした。素敵な女の子が、私がデザインしたモデルを履いていてくれて。もう、お前サイコー!って抱きしめたくなっちゃいましたよ(笑)。自分が『これがカッコイイ』と信じてやってきたものを、認めてくれる人がいる。もう、感動ですよね。そして、ユーザーが笑顔でいてくれたら、それがデザイナーとしていちばんの喜びです」
ユーザーたちの笑顔のために、立澤さんには日々心がけていることがある。それは、「店頭に立ってお客さんのニーズを確認すること」ではない。「自分自身がまずユーザーになること」だ。カジュアルシューズをデザインするときには、ファッションにとことん興味を持つ。ランニングシューズを手がけるときは、実際にマラソンを走ってみる。デザイナーこそ第一のユーザーであることが、ユーザーの笑顔を導くのだという。
ところで、プロダクトデザインとなると、やはりマーケティングの要素というのは無視できない。自分のこだわりを出すことと売れる商品をデザインすることには、当然ながら温度差がある。ただ、ニューバランスは比較的大きなブランドでモデル数がたくさんあるため、デザイナーのやりたいことを詰め込むモデルとセールスに重点を置くモデルの両方に、バランス良く携われる仕組みがあるのだそうだ。
「デザイナーとしては、非常に恵まれた環境ですね。もちろん、マーケティングを重視した商品に多少の個性を出すこともありますし、こだわりを全面的に出した商品が予想外に売れたりすることもあるので、何が当たるかは本当にわかりません。それより大事なのは、面白い感性を持った上司がいるかどうかだと思います。デザイナーは、みんな何かしら面白いことを常に考えているものなんですよ。それに対して、決定権を持っている上の人が、リスクを背負い、思い切ってGOを出せるかどうか。それが未知の可能性を引き出すポイントだと思います」
『転機となったアースマラソン、そして次は“ライフスタイル革新』
立澤さんは現在、芸人の間寛平氏が行っているアースマラソンのプロジェクトに、シューズのデザイン担当として参加している。「地球一周を走りたい」という無謀な挑戦に対し、間寛平氏の所属事務所である吉本興業や日本テレビなど各方面が協力体制に入ったところで、ニューバランスに話が飛び込んできた。もともと間寛平氏がニューバランスの大ファンで、歴代のニューバランスの商品をずっと使い続けていたことがきっかけだったそうだ。ニューバランス側もぜひその挑戦をサポートしたいと、迷うことなくアースマラソンのプロジェクトチームに加わることになった。
「寛平さんには、人類史上初のアースマラソンだからこそ、今まで見たこともないシューズで走りたいと言われました。本人から提案されたコンセプトは、『パンク』。これは私にとっても衝撃的で、面白い挑戦でした。だったら思い切って市場にないものをデザインしようと張り切りましたね。デザイナーとしての遊び心を詰め込んでデザインしました。完成したデザインを見せたら、とても喜んでもらえましたよ。今も気持ちよく地球を走ってもらっていると思います。当初は寛平さん専用の一足のみで、販売する予定はなかったのですが、奇抜なデザインがいろんな媒体で話題になって要望もあり、発売したら一気にヒットモデルになりました。こういうデザインを待っていた人が、意外にもたくさんいたんですね。ランニングブームでユーザー層が広がり、ランニングウェア全体がオシャレになったという流れも功を奏したと思います」
アースマラソンは立澤さんにとって、非常に大きなターニングポイントとなった。今までの積み重ねが認められてこのプロジェクトに抜擢されたことも喜ばしいことであったし、またデザイナーとしてのこだわりを全面的に出したデザインが世の中に認められたことは、自分の中で大きな自信になった。この経験は、今後のデザイナー人生において間違いなく大きな財産になると立澤さんは確信している。
デザイナー業界というと、やはりセンスや才能が大事なのでは?と思われがちだが、立澤さんは、「業界問わず、そのジャンルで努力できるということこそが、その人のセンスや才能だと思う」と語っている。クリエイターになりたくても才能があるかどうかで悩む人は多い。しかしキーとなるのは、努力できるかどうかということ。「ここまで努力してきたから、自分には絶対できる」という思いが、今も立澤さんの自信になっているという。
―さて、そんな立澤さんの今後の目標は―。
「これから目指したいのは、新しいライフスタイルを提案することです。例えばiPhoneのように、それがあるだけでライフスタイルがガラリと変わるようなものを手掛ける事が出来たら幸せですね。そういうプロジェクトに携わることで、今後もユーザーが笑顔になるのを見続けることができたら嬉しいです。要は人の笑顔を見るのが好きなんですよね(笑)」
(文・構成/岡田真理)
【立澤慎之助プロフィール】
たつざわ・しんのすけ。1976年、横浜市生まれ。2001年株式会社ニューバランスジャパン入社。デザイン課にて様々なシューズのデザインとカラーリングを担当。代表作はM576/20周年コレクション、アースマラソンコレクション、レインボーランニングコレクションなど。趣味は格闘技観戦。
■ブログ http://people.zozo.jp/shinnosuketatsuzawa/
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『東京マラソン2011』
11 3/2 18:26
東京マラソン42km。
無事に目標としていた5時間切り達成し『4:34:00』で帰還。
_5km__00:29:51__LAP/0:29:51
10km__00:59:02__LAP/0:29:11
15km__01:28:48__LAP/0:29:46
20km__01:59:34__LAP/0:30:46
25km__02:31:10__LAP/0:31:36
30km__03:05:31__LAP/0:34:21
35km__03:40:46__LAP/0:35:15
40km__04:17:16__LAP/0:36:30
42km__04:34:00__LAP/0:16:44
という事で、個人記録もアップデート。
『Personal Record』
30km__03:45:00__湘南マラソン2nd@@__2008.03.16
42km__05:18:27__湘南マラソン3rd@@__2008.11.16
20km__02:45:00__新宿ハーフマラソン2009__2009.01.25__(No Contest)
10km__00:58:00__東京マラソン2009@@_2009.03.22
_5km__00:27:30__北見ハーフマラソン2009__2009.10.11
_5km__00:25:48__5kmタイムトライアル@__2009.10.13
_5km__00:24:23__5kmタイムトライアル@__2009.12.15
42km__04:34:00__東京マラソン2011@@_2011.02.27
Total@159km
とにかく今回は42kmでタイムを残しておきたかったので、無事に記録を作れて良かった。。。
押忍。
無事に目標としていた5時間切り達成し『4:34:00』で帰還。
_5km__00:29:51__LAP/0:29:51
10km__00:59:02__LAP/0:29:11
15km__01:28:48__LAP/0:29:46
20km__01:59:34__LAP/0:30:46
25km__02:31:10__LAP/0:31:36
30km__03:05:31__LAP/0:34:21
35km__03:40:46__LAP/0:35:15
40km__04:17:16__LAP/0:36:30
42km__04:34:00__LAP/0:16:44
という事で、個人記録もアップデート。
『Personal Record』
30km__03:45:00__湘南マラソン2nd@@__2008.03.16
42km__05:18:27__湘南マラソン3rd@@__2008.11.16
20km__02:45:00__新宿ハーフマラソン2009__2009.01.25__(No Contest)
10km__00:58:00__東京マラソン2009@@_2009.03.22
_5km__00:27:30__北見ハーフマラソン2009__2009.10.11
_5km__00:25:48__5kmタイムトライアル@__2009.10.13
_5km__00:24:23__5kmタイムトライアル@__2009.12.15
42km__04:34:00__東京マラソン2011@@_2011.02.27
Total@159km
とにかく今回は42kmでタイムを残しておきたかったので、無事に記録を作れて良かった。。。
押忍。
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- KEYWORD: Marathon Running
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