木村 綾子の「コト」
家族の風景
10 3/11 00:52
そうして私は夜ごはんに肉じゃがを作ったのだけど、美味しかったのだけどなぜだかどうも母の味とは少し、でも確実に何かが違うものが出来上がってしまってその理由を解明したくて、実家に電話をしたのです、母に。そしたら――。
姪っ子長女・心春が電話口に出て、「あ、綾子ねえね? いまこっこ、しまじろう観てるだよ。だもんでみいちゃんに代わるで、綾子ねえねちょっとまってよ」とこっこ、そして心咲、「綾子ねえねー。わたしのなまえはきむらみさきです。いま絵本よんでるだよ」ふたたび心春、「わたしたちいそがしいもんで。綾子ねえね、ごめんだに。じゃあもう切るに? 切るでねー」って。「あ、そうなんだ、ごめんね。また浜松帰ったら綾子ねえねと一緒に遊んで……」言ってる途中で、ツーツーツー。
たらいまわしにされた挙句、綾子ねえねは目的を果たせぬまま、でも嫌な気なんてみじんも起らず、むしろほっこりした気持ちでワインをがぶ飲みしました。んんん。
思うのですが、相手の放つ言葉の中に自分の名前が含まれているということは、それだけでとても安心しますね。相手の中に自分がちゃんと居るような。あんなにちいさな体の中に、私がちゃんと含まれているような。
だから、母の味とも、家族との距離とも、ちょっと遠いくらいでも東京の暮らしにはちょうどいい。そんな間合いがちょうどいい。のかな。
ではでは
明日も笑顔で。(←懐かしい!)
姪っ子長女・心春が電話口に出て、「あ、綾子ねえね? いまこっこ、しまじろう観てるだよ。だもんでみいちゃんに代わるで、綾子ねえねちょっとまってよ」とこっこ、そして心咲、「綾子ねえねー。わたしのなまえはきむらみさきです。いま絵本よんでるだよ」ふたたび心春、「わたしたちいそがしいもんで。綾子ねえね、ごめんだに。じゃあもう切るに? 切るでねー」って。「あ、そうなんだ、ごめんね。また浜松帰ったら綾子ねえねと一緒に遊んで……」言ってる途中で、ツーツーツー。
たらいまわしにされた挙句、綾子ねえねは目的を果たせぬまま、でも嫌な気なんてみじんも起らず、むしろほっこりした気持ちでワインをがぶ飲みしました。んんん。
思うのですが、相手の放つ言葉の中に自分の名前が含まれているということは、それだけでとても安心しますね。相手の中に自分がちゃんと居るような。あんなにちいさな体の中に、私がちゃんと含まれているような。
だから、母の味とも、家族との距離とも、ちょっと遠いくらいでも東京の暮らしにはちょうどいい。そんな間合いがちょうどいい。のかな。
ではでは
明日も笑顔で。(←懐かしい!)
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